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ブロックチェーンビジネス習得コース
COMING SOON

この講座でできること

このプログラムでは、バークレー校の教授陣、業界のリーダー、そして世界中の仲間たちとつながり、ブロックチェーン技術のビジネスや社会への応用について深く掘り下げていきます。受講生は、金融、ヘルスケア、サプライチェーンマネジメント、消費財に関する実例を題材にして、モデレートされたディスカッションボードにて議論を交わしたり、教員と一緒に業界のリーダーにインタビューを行なったりします。

ブロックチェーン技術と暗号通貨ネットワークの概観
ブロックチェーン技術と1,000以上の暗号通貨の概観をつかむことができます。

ブロックチェーン技術をビジネスの現場に戦略的に適用する
企業がブロックチェーンをどのように活用し、ビジネスチャンスや課題解決につなげているかを学びます。

進化するブロックチェーン市場を理解する
主要国におけるブロックチェーンの最新の規制・政策動向・ガバナンスを学びます。

ブロックチェーンの今後の動向
これから注目すべきブロックチェーンのトレンドを押さえます。

対象者

このプログラムは、ブロックチェーンのような新しいデジタル技術の可能性と限界を理解し、組織を先導する官民両部門のリーダが対象です。特に、以下に挙げる職業や業界の方々におすすめいたします。

ビジネス/技術戦略家、コンサルタント ブロックチェーンや暗号通貨に関連した新規事業の立ち上げに興味のある起業家

リスクマネジメントや規制関連の職務に従事する人を含む、金融・銀行関係者

グローバルな視点で物事を考える、世界各国の政府関係者、政策立案者、公務員

保険・不動産業の方々

日々進化するブロックチェーン技術の収益環境を理解し、判断材料を得たい投資家

ITおよびセキュリティの専門家

サプライチェーンマネジメントの専門家

学習内容

第1講:ブロックチェーン技術の概要

ブロックチェーンの起源から学習を始めます。ブロックチェーンは誰が管理し、所有し、動かしているのかを概観します。ブロックチェーンとビットコインを比較します。ビジネス、社会、政府にとってのより広い意味合いを探求します。そして、キャップストーンのブロックチェーン戦略を選択します。

第5講:ブロックチェーン技術の規制と政策に関する考察

主要経済国におけるブロックチェーンのガバナンスと、その利用に関する規制や政策の動向について学びます。スマートコントラクトとその市場での人気の理由についての理解を深めます。

第2講:暗号通貨ネットワーク

暗号通貨がどのように作られるのかを学びます。主要な暗号通貨の概要を学びます。暗号通貨の安全性、変動性、人気の理由を探ります。レーティング、取引、流動性のための取引所を特定します。自分だけのデジタルウォレットを作ることができます。

第6講:ブロックチェーンによる利益

営利企業、スタートアップ企業、NPO、政府機関がブロックチェーンを使って社会的利益を推進している方法・理由を検証します。また、ブロックチェーン技術の普及率が最も高い分野とその影響や受益者を、現状・予測の観点から探索します。

第3講:既存のビジネスにおけるブロックチェーン技術の戦略的応用

サプライチェーン、ヘルスケア、消費財におけるブロックチェーン技術の応用を探ります。企業がどのようにブロックチェーンを利用して効率性を高め、新しい市場に進出しているかを検証します。デジタルウォレットでETH資金の請求を完了します。

第7講:ブロックチェーン技術を使用する際のプライバシーとリスク

ハッキングの懸念等、ブロックチェーンに内在するプライバシーとセキュリティのリスクを理解します。組織のブロックチェーン戦略採用時のリスク軽減方法を考案します。

第4講:ブロックチェーンを利用した起業家のベンチャー企業

サービスプロバイダーからICO(イニシャルコインオファリング)まで、ブロックチェーン起業家のエコシステムの強みと弱みを掘り下げます。ブロックチェーンのエコシステムにおける可能性を明らかにします。独自の暗号通貨を作ります。.

第8講:ブロックチェーン技術の未来

ブロックチェーンと暗号通貨の展望を分析します。キャップストーン・ブロックチェーンが現実世界の問題をどのように解決するかを説明します。ブロックチェーンの価値提案と戦略を提示します。世界の仲間たちがどのようにブロックチェーンを活用しているかを学びます。

講師の紹介

MAURA O'NEILL

MAURA O'NEILL

カリフォルニア大学バークレー校 ブロックチェーン・テクノロジー・アンド・ストラテジー・プログラム 講師

画期的なアイデアの発掘と拡大に情熱を傾け、ビジネスを成長させたり大きな変化をもたらしたいと願う人たちを指導・支援したりしてきた実績を持つ。2009年には、オバマ大統領より米国国際開発庁初の最高イノベーション責任者(CIO)に任命され、2013年夏まで対外援助および開発における画期的なイノベーションをリードしてきた。現在は企業活動・規制・公共政策の領域におけるブロックチェーンや暗号に特に興味を持ち、研究を進めている。現在のGlobal Innovation Fundの前身にあたるDevelopment Innovation Venture Fundの共同設立者であり、ベンチャーキャピタルと創薬の手法を世界中に広めた第一人者でもある。また、ホワイトハウス・イノベーション・コホートのメンバーとして、連邦政府全体のイノベーションを支援してきた。政権への参加前は、米国上院の首席補佐官を務めていた経歴もある。連続起業家として電力効率化とスマートグリッド、顧客情報システム、請求書作成・電子商取引、デジタル教育の分野で4つの会社を設立した。カリフォルニア大学バークレー校では、起業家活動に関する講師および特別ティーチングフェローを務めている。2016年、カリフォルニア大学バークレー校のEarl F. Cheit Award for Excellence in Teaching 受賞。スタートアップ企業・グローバル企業・財団・世界中の政府機関に対して、イノベーションや新技術に関するアドバイスも行っている。MBA(コロンビア大学, カリフォルニア大学バークレー校)。科学・医学・ビジネス・政治的意思決定における視野の狭さとそれがもたらす誤りについて研究し、博士号(ワシントン大学)を取得パブリックチャータースクールであるBaltimore Leadership School for Young Women(6~12年生)の設立に携わり、現在も副理事長を務める。