RPA化のための業務フローチャートの作成や、RPAに適した業務プロセスの改善方法、導入効果の測定まで、RPAをスムーズに業務に適用するための手法を学習します。
・業務部門の実務担当者
・業務部門における業務効率化を担う担当者・管理者
・IT企画部門でデジタル技術を活用した効率化を推進する担当者
RPA(業務の自動化)というのはあくまで手段であり、業務改善にはさまざまはやり方があります。この講では、業務改善の意義を解説すると共に、組織全体の業務ではなく、皆さんの一人一人の業務や作業のレベル、粒度での進め方の勘所を学んでいきます。
業務設計というと難しいと感じる方が多いかもしれません。RPAにおける業務設計とは、自動化する前後を含めた流れを捉え、どのように自動化をするのかを整理しドキュメントに起こすことです。この講では、テンプレートを用いながら業務設計の手法を解説していきます。
RPAを進めるにあたり一番重要なのは、適した業務・作業であることの見極めです。せっかくロボットを作ったのに、人間ではありえないミスが発生し結局手間が増えてしまったりするケースもあります。この講では、作る前に失敗しないためのRPA対象業務の見つけ方を学んでいきます。
業務改革・業務効率化という考え方は、主にコスト削減効果を生み出します。ただ、皆さん一人一人の業務レベルでその一部を自動化することにどんな意味があるでしょう。それは、皆さん自身の”能力の密度を上げる”こと、”1時間の価値を上げる”ことに意味を持ちます。RPAに求めることを真に理解することで、人の価値をどのように上げていくのかを学んでいきます。