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RPA開発

この講座でできること

UiPathの環境設定、機能、用語を説明し、ワークフローの開発をハンズオン形式で学習します。また、実業務を想定したRPAの特徴的な機能やエラーハンドリングなどを学習します。

対象者

業務部門の実務担当者で、自らプログラミングを行うことに興味を持っている方

IT部門の業務システムを担当しているエンジニア

学習内容

第1講:ロボットの作成方法を学ぶ

ロボットを作成して業務を自動化するためには、まず何を準備すれば良いのかを解説します。そこから、実際に簡単なロボットを一緒に作る中でロボットの仕組みや作る手順を学びます。皆さんが自分でもロボットが作れるんだという体験をこの講では実践していただきます。

第6講:業務を作成しよう②-2(更新系)

第5講で作成した処理の後半部分を作成し、実際に稼働できるレベルまでロボットの開発を行います。5~6講を通して開発を行うことで、更新系業務を作成できることを実感していただきます。 システムの内容に更新をかける方法を学習します。

第2講:業務を作成しよう①-1(参照系)

「営業データ集計・報告」業務のダウンロード・転記処理箇所を作成します。第2~3講を通して開発を行うことで、参照系業務の大部分を作成できることを実感していただきます。

第7講:業務を作成しよう②-3(更新系)

第5講、6講で作成したロボットをより業務で使用できる状態に作成します。 複数のExcelファイルを対象に、それら全てを処理する方法を学習します。

第3講:業務を作成しよう①-2(参照系)

第2講で作成した処理の後半部分を作成し、「営業データ集計・報告」業務のダウンロード・転記処理箇所を作成します。第2~3講を通して開発を行うことで、参照系業務の大部分を作成できることを実感していただきます。

第8講:応用的な開発手法を学習しよう①

応用的な内容として、ロボットがどのように対象操作箇所を特定しているのかを理解していきます。 操作箇所の情報が変更した時の対応方法、またその情報を活用してより応用的な開発手法を学習します。

第4講:業務を作成しよう①-3(参照系)

第2講、3講で作成したロボットを完成させます。 画面出力時間が変わる際の開発方法など、外部作用の影響を受けにくい実装方法、さらには第3講で作成した転記処理を、繰り返しを用いて開発する方法を学習します。

第9講:応用的な開発手法を学習しよう②

応用的な内容として、エラーが発生した際の対応:エラーハンドリングについて学習します。UiPathにおけるエラーはどのようなものか、エラーに対する理解と対処方法について学びます。

第5講:業務を作成しよう②-1(更新系)

「仕入先マスタ登録」業務を題材にし、実際にロボットを作成していきます。 対象の業務を理解し、ロボット開発のための設計方法・開発手法を学習します。 ログイン、画面遷移、データの読み込み、転記処理のうち、ログインと画面遷移箇所を開発します。

第10講:業務の設計方法を学ぼう

最終講では皆様自身の業務をRPA開発するために必要な設計について学びます。設計とは何か、なぜ行うのかを解説し、RPA設計書を使いながら設計の方法を理解していきます。

講師の紹介

川倉秀介

川倉秀介

TIS株式会社 エンタープライズビジネスユニット所属

RPA(UiPath)の顧客導入プロジェクトにおける要件定義、開発、運用、保守全般、RPA(UiPath)の開発者育成、研修・トレーニング、RPA基盤 (Orchestrator)の構築など、幅広く技術を修得し顧客導入支援を実施。講師としては、RPAの開発者向け専門技術トレーニングをはじめ、集合研修から個別研修含め多くの研修・講義を担当する。
業務改善側面においては金融機関のお客様に対し、UiPathを用いたSalesforceのAPI自動化を実施。プロジェクトリーダーとして、業務選定やプロジェクト推進を担当。また、化学メーカーのRPAプロジェクトに参画しSAPをUiPathを用いて自動化するため、業務ヒアリング、開発から保守運用まで、顧客のRPAに関する業務課題を技術的な知見から解決するなど豊富な実践経験を持つ。